東野圭吾著『容疑者Xの献身』(文藝春秋)を読みました。 探偵ガリレオの湯川学助教授も登場しています。 物理学者の探偵ガリレオが主人公の数学者に挑みます。
これほど深い愛情に,これまで出会ったことがなかった。 いやそもそも,この世に存在することさえ知らなかった。
という帯のコピーに違わない「愛」があるんでしょうけど,私には,これが愛なのかどうなのかはわかりませんでした。 愛情を注いでいる方にとっては「愛」であることに間違いないんですけど,注がれている方にとってはどうなんでしょう。