オーディオブックで聞きました。
「それから」の主人公の代助は,大学を卒業した後も就職せず実家から仕送りを受けて生活していました。住まいは一軒家で書生もいて,なかなか優雅な暮らしじゃないかと思います。
明治時代には,こんな世界もあったんですね。今時,こんな生活している人はいないと思いますけど,私が知らないだけかもしれません。
仕送りをしている側にすれば,せいぜい今のうちに遊んでおけ,やりたいことがあれば何でもやらしてやる,やりたいことが見つかるまでは遊んで社会勉強(?)しておけばいいというスタンスではなかったのかと思います。
以下ネタバレあります。といっても,こんな有名な作品にネタバレってのがあるのかどうかはわかりませんけど,,,
三四郎と言えば姿三四郎を思い浮かべますが別の作品です。
大学に進学するために東京に出てきた主人公、三四郎の物語です。柔道は出てきません。
主人公やらその友人は今でもいそうな感じがします。下宿はワンルームマンションに、手紙はケータイメールに変わってるんでしょうが、こういう人は絶対にいます。
背景は時代とともに変わっても人は100年前とあんまり変わってないのかもしれません。
iTunesのオーディオブックには古い小説も多くあります。
これが結構良いです。わざわざ本を読む時間を取らなくても別のことをしながら耳から入ってきます。
今まで名前は知ってて,中学や高校の頃の教科書に一部分だけ載っていたりして知った気になってても全編通して読んだことのあるものは意外と少ないのではないでしょうか。
「我輩は猫である」もiTunesの中をうろうろしていて見つけました。
そういえば,この物語の結末はどうだったかなと思って,買ってしまいました。
結末も,物語の途中も新鮮でした。
私が知っていたのは「我輩は猫である。名前はまだ無い。」の一節だけだったのかもしれません(笑)
本 オーディオブック Posted by .(JavaScript must be enabled to view this email address)iTunesからステップファザー・ステップ1(宮部みゆき)
のオーディオブックをダウンロードして買いました。
両親に見捨てられた双子と双子に助けられた泥棒の物語です。ほのぼのとした感じがよかったです。
mobile iPhone/iPod touch 本 オーディオブック Posted by .(JavaScript must be enabled to view this email address)
iTunesで見つけました。エドガー・アラン・ポーをもじって江戸川乱歩というペンネームができたというだけあって,江戸川乱歩チック(逆か?)な世界観でした。
黒猫を飼っていた主人公と黒猫の因縁の物語です。夜中にヘッドフォンで聴いていたら,ゾクッとしました。