これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
究極の選択の選択肢が提示されて、なんだかなぁ〜と思いながら読んでいくわけです。
究極の選択ですから、どちらの選択肢も「そんな極端なことしなくても」という感じです。
言葉を選ばないで書くと最初の方は、ウンコ味のカレーと、カレー味のウンコどっちがいい?というような話を高尚なものに昇華させたような印象でした。
読み進めると、選択肢は、段々「そんな極端な」というより、究極感が弱まってきて「どっちかなぁ〜」という感じになってきます。
目の前の一人を殺して五人を助けるか、一人を殺さず五人を見殺しにするかという選択が、代理母の是非になっていきます。
一人か五人かというのは、つかみの部分だから、これぐらいインパクトあることにしておかないとやりにくいんでしょう。
どの事例も考えていると考えたところで答えなどでないのですが、自分が漠然と違和感を感じている部分が言語化されて、気持ちいいです。
読んでても、なかなか進まないのですが、最後まで読んでみたいです。
読み始めました。導入部分です。
物語の背景の描写が続きます。
物語に入り込めていません。