フランキーが命を狙われていたのは、昔々にリムジンの運転手をした何気ない一日がきっかけになっていました。
フランキー自身も気づいてないことを、当時接点のあった人が過去を消し去りたくてフランキーを狙いました。
接点のなさそうなところがつながって、誰も気づいていなかった秘密が明らかになって、謎が解けていきます。
過去の回想シーンは面白いんだけど、現在進行中の状況がわかりにくいです。飛躍しすぎじゃないでしょうか。
エンディングは、「そして誰もいなくなったと」いうパターンかと思うと、どんでん返しがありました。
「振り出しに戻る」というパターンとでも言うのがいいかもしれません。
いかにもハードボイルドという言い回しがないとハードボイルド小説にならないんでしょうけど、この言い回しが読んでてちょっとしんどいです。
面白いだけに残念。
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