読んでる途中は面白かったんだけど,種明かしのない推理小説みたいで,読後感が残念でした。
テロ対策が必要だけど,テロ対策の必要性を国民が感じていないから,ひとつテロを起こさせてみようという思惑があります。
その思惑を実行しようとしている人物を操っている黒幕がいて,その黒幕は,テロ対策に失敗したからテロ対策の部門に責任を取らせてその部門を廃止してテロ対策を骨抜きにしたいという思惑をもっているという筋書きのようです。
このような機関が本当にあるとすれば,実際に仕事してる人って,全体像見えないまま目の前の事象と与えられる限られた情報だけで,何が何だかわからないまま仕事してるんでしょうね。
本 読んだ本 Posted by .(JavaScript must be enabled to view this email address)