「ジェネラル・ルージュの凱旋」海堂尊(宝島社) 2008.01.14 14:30

ナイチンゲールの沈黙の事件と同時並行していた物語。主人公田口の同期,救命救急センター部長の速見に納入業者と癒着しているという疑惑がかけられる。

同時進行だから仕方ないんですけど,セリフがナイチンゲールの沈黙と被っているのが少し辛かったですけど,この辛さを引いても十分面白かった。

主人公の田口先生は自分は何も考えていないのに,知らず知らずのうちに権力の階段を着実に登っていると評価され,周りからは勝手に敵視されるという,苦労して得た窓際から段々離れていってしまいます。

田口先生の今後が楽しみです(笑)

読んだ本 Posted by .(JavaScript must be enabled to view this email address)

最近の記事

ANAの旅行総合サイト【ANA SKY WEB TOUR】